それぞれの癒し

昨年、コロナに罹ってから、なぜか癒しを求める思考になった。

 

10日間の自粛期間で家族や周りの方々のサポートが

とてもありがたく、同時に自分一人ではどうにもならない無力さを痛感。

復帰後は、幸いなことに後遺症もなく、通常業務に戻ることができましたが

少し、自分自身のものの感じ方が変化しました。

 

休日たまたま家族で行った、アクアリウムショップで見た自由気ままに泳ぐ熱帯魚や

水槽レイアウトを彩る流木や水草、心地よい水の音に癒され感動し、家でもこの癒しを!

と思い衝動買い。アクアリウムにハマっている最中、

ショップ内の脇にあった苔テラリウムの世界観にも癒された。

 

最近では、観葉植物にも癒しを感じ、休日は家族でフラワーショップに行く日も多くなり植物達の数も増えてきた。

 

今まで、あまり興味を持たなかったこれらのものに感化されこの一年で癒されるものが身近に増えてきた。

子供と遊んだり、成長を感じることが一番の癒しであり幸せであるものの

休日の朝、コーヒー片手に眺め満喫する時間も私の癒しの一つになった。

 

 

 

 

人工的ではあるが、家でこれらの自然を感じるだけでも気持ちがいい。

 

建物において、施主様が第1に求めることは各建物それぞれですが

なるべく自然を感じながら

使われる方にとって居心地が良く、気持ち良い空間を

創造していくことが

私たち建築士の役割の一つだと感じます。 

 

仲本 幸司

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