Redesign 〜建物の価値を持続するための総合サポート〜&
リノベーション / リニューアル / コンバージョン

株式会社エル設計では新たにRedesign部門を発足させました。人間にも予防医学としての「人間ドッグ」や「定期検診」があるように、建物についても経年による変化を定期的に診断しカルテ化、将来に渡る修繕計画や保全計画を策定し、建物の価値を持続する為の施策を実施します。また、自然環境に配慮した省エネルギー化や建物の安全性、防犯設備の見直し、衛生面の向上をはじめ、施設の外観やサインのリ・デザインによる印象の改善提案など、建築基準法の改正を踏まえ、資産価値を高めるサポートをご提供します。

1.建物調査・診断(定期報告)、長期維持管理計画の策定

人にも予防医学としての「人間ドック」や「定期検診」があるのと同様に、建物の調査を行い、その状態を明らかにし、様々な維持管理の方針や判断の材料とします。建築基準法の「定期報告」の業務も含まれます。

2.建物カルテサービス(建物に関する情報整理、台帳機能)

建物カルテを作成し、その建物の診断情報(図面・補修履歴・増改築履歴)を記録し建物の管理の為に運用します。これによって建物の適切な運用や耐用に対する理解を共有します。

3.維持管理サービス

中長期修繕計画、年度維持保全計画を策定し、将来に渡って建物の価値を持続できる施策を提案致します。

4.リノベーション / リニューアル

省エネルギーの為の提案や、安全性や防犯、衛生面の向上、バリアフリーによる使い勝手や機能の向上、施設のイメージアップを図るデザインやサインの提案など、多岐に渡り性能や機能、資産価値の向上をサポートして行きます。

病院のリノベーション

コールセンターへ保育園の増築

5.コンバージョン(既存医療施設の「福祉転用」や「様々な用途への転用」)

増加し続ける空家や福祉施設(高齢者施設・保育園等)の不足、建築基準法の改正(規制緩和)を踏まえ、既存の建物を福祉施設を始め、時代の変化やニーズに合わせ様々な用途へと転用し新たな価値を具現化する提案を行います。

病院から有料老人ホームへコンバージョン

食品スーパーからクリニックへコンバージョン

※定期報告について

詳しくは以下、国土交通省や沖縄県のＨＰをご参照ください。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000039.html
http://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/shido/shido/teikihoukoku.html

建物への要求も時代の流れの中で変化しており、現在では建物の持続可能性と長寿命化が社会的テーマとなっています。しかし老朽化それ自体は避けられず、放置すれば空室や空き施設の原因ともなり、資産価値は大きく減少してしまいます。リノベーションやコンバージョンというコンセプトによって、既存の建物に新たな付加価値を再定義し再生することや、従来の用途に大胆な変化を加えることで建物を活性化する事が可能です。こうしたアプローチは新築では得られない有用なストーリーを空間で表現する事もできます。一方、建築基準法を熟知した上で取り組む必要があり、高い専門性や経験がなければ困難な手法でもあります。エル設計はリノベーションやコンバージョンのご相談にもプロフェッショナルが適切に対応し、建物の潜在価値を引き出すご提案を致します。